バスルームにおけるタイル床のメリット・デメリット:色、セラミック、モザイク

各選択肢のメリットやコスト、色・種類・パターンの選び方など、トレードオフを考慮したバスルームの床タイル向けアイディア。

マイホームをお持ちの方なら遅かれ早かれ、ほぼ誰もがバスルームのリフォームを経験します。そしてほぼすべてのバスルームのリフォームで、最終的に床にはタイルが選ばれます。デザイナーズカタログには、定番の磁器質タイルからテラゾー、変形サイズ、思い切った柄のものまで、非常に幅広いラインナップが掲載されています。その多くは幅広い価格帯で展開されているため、広いバスルームでも狭いバスルームでも選択肢は変わりません。
柄を選ぶ前に、選択肢について理解を深めておくことが役立ちます。以下では、バスルームのリフォームにおけるタイル床のメリットとデメリット、そして色、セラミックタイル、モザイクタイルのアイディアをご紹介します。
タイル床のメリットとデメリットとは?
タイルは水に強く、何十年も長持ちし、お手入れも簡単です。その反面、施工が難しく、目地があり、ほかの多くの床材よりも費用がかかります。
より安価な床材も存在し、毎年新しい素材が登場しています。それでもタイルが最も人気のある選択肢であり続けるのには、理由があります。
メリット:
- 防水性:水気に強い点において、一般的な床材でタイルの右に出るものはありません。
- 耐久性:硬質で高品質な素材です。
- お手入れが簡単:市販の家庭用洗剤で簡単にお掃除できます。
- 豊富な選択肢:形状、色、サイズが豊富に揃っています。
- あらゆるスタイルに対応:どんなデザインテイストにも馴染みます。
最新の工具や接着剤を使用することで、タイル床は何十年も持続します。適切にお手入れすれば、光による退色もありません。
デメリット:
- 施工が難しい:ほかのほとんどの床材よりも施工に手間がかかります。
- 継ぎ目や目地ができる:目地が目につき、定期的な掃除が必要です。
- 費用が高い:ほかの多くの素材よりもコストがかかります。ただし非常に長持ちするため、何年も使えば高額な初期費用のもとは取れます。
ほとんどのバスルームにおいて、メリットの方が上回ります。床をタイルにすれば、一度リフォームするだけで長期間にわたって手を加える必要がありません。床材の費用を節約しようとすると、結果的に二重の出費になることがよくあります。
モダンな石目調タイルなど、タイルの使用を決めたら、次はタイルの種類と貼り方を検討します。
計画的に複数の種類を組み合わせる:バランスの取れたバスルームにするには、見切り材までを「寄木細工」パターンで貼った施釉タイル、床の残りの部分に敷くシンプルな正方形タイル、壁に使用するニュートラルなホワイトの六角形タイルの3種類を組み合わせるのがおすすめです。
キッチンや廊下、ベッドルームのリフォームでは素材選びに悩みがちです。しかしバスルームの場合は迷うことが少なく、多くの場合タイルが選ばれます。
バスルームの床には何色のタイルを選ぶべき?
バスルームをどのように使うかに合わせて色を選びましょう。温かみのある色は忙しい朝や手早く済ませるシャワーに、冷色系は時間をかけて浸かる長風呂に向いています。
まずはシンプルに保つことが大切です。狭い部屋の中に多様な目地の色、天井の色、インテリア小物、スタイルを詰め込むと、まとめるにはプロの手が必要になります。一方で、洗練された1つのコンセプトであれば、プロの手を借りなくても失敗しません。
ライフスタイルに合わせた色選び
色は気分や情緒に影響を与えます。バスルームは身体を休め、エネルギーをチャージする場所です。そのため、色選びは慎重におこないましょう。飽きのこない落ち着いたモノトーンにまとめれば、何年も楽しめます。少し冒険してみたい方は、鮮やかな色を選んでみるのも手です。
手早く済ませる習慣:温かみのある色。 暖色系はエネルギーを与えてくれるため、シャワー派に最適です。朝は家族全員がサッとシャワーを浴びて出かけ、夜も手早く洗ってすぐに寝るというご家庭には、イエロー、オレンジ、レッドなどのトーンがおすすめです。
ゆっくり過ごす習慣:冷色系。 時間をかけてバスタイムを楽しみ、温かいお風呂に浸かるのが何よりの癒やしという方には、リラックス効果のある冷色系がぴったりです。ブルーやグリーンは神経を静めてくれます。また、ダークグレーやブラックも効果的で、1日の疲れをリセットするのに役立ちます。
よくある失敗:他人のバスルームの写真を見て色を決めてしまうことです。まずはご自身のライフスタイルに合わせて色を選び、その色の実例写真を検索するようにしましょう。

セラミックタイルはバスルームの床に適していますか?
適しています。セラミックタイルは広さを問わずどんなバスルームにも適しており、ほかの多くの選択肢よりも安価です。
形状やカラーバリエーションも非常に豊富です。ホームセンターなどではセラミックタイルが多様なラインナップと価格帯で販売されているため、予算や好みのスタイルに合ったものが必ず見つかります。多くのメリットがありデメリットはごくわずかで、その低価格さで欠点の大部分はカバーできます。
セラミックタイルの選び方:
- まずはバスルーム全体のデザインスタイルを決めましょう。
- タイルの表面を保護する製品を購入しましょう。バスルームは湿気が多く、カビや菌が発生しやすい環境です。
- アクセサリーや水栓金具は、タイルと同時に計画しましょう。1つの小さなパーツの色が合わないだけで、部屋全体の雰囲気を損なってしまうことがあります。
- 部屋の広さの視覚効果を考慮しましょう。タイルを縦方向に貼ると天井が高く見え、横方向に貼ると奥行きや幅が広く見えます。
ミニマルなバスルーム:物を最小限に抑えたシンプルなセラミックタイルのバスルームは、ほかのスタイルよりも費用を抑えられます。見た目も軽やかで開放的な印象になります。ミニマリズムや整理整頓された空間が好きな方に最適です。
ただし、人によっては時間が経つと無機質に感じられることもあります。その場合の解決策は簡単です。鮮やかな色や光沢のある色のタオル、遊び心のあるソープディッシュ、個性的な鏡、ウォールシェルフやキャビネットなどを加えて差し色をプラスしてみましょう。

モザイクタイルの床が活躍する場面とは?
モザイクタイルは、不規則な面や曲面がある場所、あるいは床や壁に絵柄を描きたい場合に最適です。セラミックタイルのメリットはそのまま維持されます。
幼い頃に楽しんだカラフルなパズルを覚えていますか?モザイクタイルを並べる感覚は、それに非常に似ています。店頭では非常に多様な種類が販売されています。
モザイクタイルはセラミックタイルと同様に防水性があり、お手入れも簡単です。さらに小さなピースで構成されているため、以下のようなメリットもあります。
- 壁のわずかな凹凸を隠すことができる
- ニッチ(飾り棚)や曲面のある壁構造にキレイにフィットする
- ほぼあらゆる下地に貼り付けることができる
最大のメリットは意匠性です。モザイクタイルを使えば、大判タイルでは表現できない独自のパターンや絵柄を描くことができます。
自分に合ったタイルの選び方とは?
以下の2つのルールが役立ちます。
- 部屋の広さに合わせた計画を立てる:店頭で魅力的に見えるタイルが、必ずしもご自宅の床に合うとは限りません。主張の強いデザインを生かすには、十分なスペースが必要です。
- 品質を重視する:すぐに張り替えることになる安価なタイルよりも、一度の施工で長く使える高品質なタイルのほうが、結果的にコストを抑えられます。
この2つのルールを念頭に置くことで、バスルームの床を何十年も美しく保つことができます。
Home Plannerには、定番のタイル、モザイクタイル、六角形タイルなど、床用のタイルテクスチャが豊富に用意されています。購入する前に、ご自身で作成した間取り図のバスルームの床で2種類のタイルを試し、3Dで仕上がりを比較してみてください。
Home Plannerでタイルのアイディアを試してみましょう
お部屋のサイズを測定し、2D/3Dで間取り図を描いて、実在するブランドの家具を配置してみましょう。デザインのリアルな画像をレンダリング生成したり、ベッドルーム、バスルーム、リビングルームなどの完成されたレイアウトからアイディアを得たりすることができます。
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