ワンルームの空間を快適に仕切る8つのアイデア

パーテーション、シェード、棚、植物を活用したゾーン分け、統一感を出すカラーパレットと光の取り入れ方、そして天井高を活かした収納用の2段目スペースについてご紹介しました。

ワンルーム(スタジオ)には内部の仕切り壁がなく、ひとつの部屋で完備されています。ベッド、デスク、キッチン、ソファがすべて同じ空間に置かれ、エリアの境目を示すものは何もありません。そのため、快適な暮らしに必要な空間を損なうことなく、自分でエリアを区切る工夫が必要です。
ここでは、ワンルームを洗練された快適な空間に仕切るアイデアをご紹介します。以下で挙げる8つのアイデアは、「ゾーンを作る5つの方法」「空間に統一感を持たせる2つの方法」「天井の高さを活かす1つのアイデア」の3つのカテゴリーに分かれています。
ワンルームでプライバシーを確保できる仕切りにはどのようなものがありますか?
効果的な仕切りには主に5つの種類があります。「木・ガラス・紙のパーテーション」「程よく透けるパーテーション」「天井から床までのシェード」「オープンシェルフ」「観葉植物の壁」です。それぞれのゾーンをどれくらい区切りたいかによって、最適なアイテムを選びましょう。
色や家具を決める前に、まずはゾーン分けから始めましょう。各ゾーンには明確な役割を持たせます。ベッドに入るときはリラックスし、デスクに向かうときは集中できるように、2つのエリアの境目を明確にすることで、どちらの環境も整いやすくなります。
1. パーテーションの素材を選ぶ
自然素材の仕切りを選ぶと、邪魔な障害物にならず、インテリアのデザインの一部としてなじみます。
- 木材。天然木の仕切りを使うと、ベッドエリアと部屋のほかの部分を自然に区切ることができます。
- ガラスと木材。ガラスに木や疑似木を組み合わせることで、圧迫感のない軽やかな仕切りになります。
- 紙。設置条件が合えば、和紙などの紙素材もおすすめです。ミニマルなインテリアのアクセントとなり、伝統的な和風の要素を取り入れることができます。
これらはアイデアのほんの一例です。お好みの素材を組み合わせることで、魅力的な空間を作ることができます。
2. 隠す度合い(目隠し感)を決める
パーテーションには、透明、半透明、不透明のタイプがあります。ベッドまわりは隠してプライバシーを高め、境界を示すだけで十分な場所はオープンにするなど、ゾーンに合わせて使い分けましょう。また、1つの仕切りに複数の素材を組み合わせるのも効果的です。
- メリット:必要な場所だけをスマートに隠すことができます。
- デメリット:不透明な仕切りほど、部屋が狭く仕切られた印象になります。
3. 状況に合わせて変更できるシェードを活用する
天井から床までのレールに取り付けるパネルシェードは、ゾーンを柔軟に変更したい場合に最適です。広々としたひとつの部屋として使いたいときは開け、2つの空間に分けたいときは閉めることができます。
布製やピノレウム(細い木条のブラインド)のシェードは、部屋のアクセントになるだけでなく、来客時の目隠しとしても役立ちます。また、選ぶ素材によってインテリアを温かみのある印象にも、洗練されたスタイリッシュな印象にも演出できます。
4. 本棚を仕切りとして使う
限られたスペースのワンルームでは、家具に複数の役割を持たせることが大切です。ゾーンの間に本棚やオープンシェルフを壁のように設置すれば、間仕切り、収納、ディスプレイラックの3つの機能を同時に果たせます。
5. 観葉植物の壁を作る
植物がお好きなら、リビングエリアとベッドルームの間仕切りとしてボタニカルウォールを作るのがおすすめです。植木鉢を天井から吊るしたり、棚に並べたりしてみましょう。つる性植物を使えば隙間が埋まり、緑の壁のような仕上がりになります。

植物を並べた棚が2つのゾーンを区切りつつ、部屋の開放感を保っています。
ワンルームに統一感を持たせるにはどうすればよいですか?
相性のよい配色を選び、すべてのゾーンで繰り返される共通の要素を1つ取り入れましょう。そして、自然光をできる限り室内に取り込むことがポイントです。
コンパクトなワンルームでは、活用できるインテリアの手法を最大限に活かしましょう。なかでも「色」は強力なツールです。部屋を明確にゾーン分けできるだけでなく、特定のエリアや部屋全体を広く見せたり狭く見せたりすることができます。

6. カラーパレットと統一要素を意識する
各ゾーンの色同士は相性がよくなければなりません。調和が取れていないと、部屋全体がバラバラな印象になってしまいます。スタイル(テイスト)についても同様で、1つのゾーン内やゾーン間で異なるスタイルを組み合わせる場合は、それらを結びつける共通点が必要です。
その共通点として、広い面積を占める統一要素を取り入れましょう:
- 大きめのラグを敷くか、同じトーンの色で形が異なる小さめのラグを複数組み合わせる。
- 天井、壁、または観葉植物の鉢や絵画などのインテリア小物の色を1色に揃える。
- 窓のブラインドの色に合わせた個性的な色の冷蔵庫など、実用的な家電や家具の色を合わせる。
7. 自然光を取り入れ、必要な場所に照明を足す
窓をふさがずに、外からの光を自由に取り込みましょう。キッチンやベッドルームのゾーンでは、間接照明などを追加して意図的に魅力を引き立てます。観葉植物を置いている場合は、成長に必要な光の当たり具合を考慮しつつ、光のグラデーションを楽しめるレイアウトを計画しましょう。
部屋の「高さ」を活かすワンルームのアイデアにはどのようなものがありますか?
天井が十分高い場合、2段目のスペースを作って収納やインテリアの配置に活用できます。
8. 2段目のスペース(中二階・ロフト)を作る
部屋の中にもうひとつの「床」を作る手法はスマートな解決策ですが、ほかのアイデアに比べて費用と手間がかかります。しかし、収納やディスプレイのための貴重なスペースを上部に新しく確保できます。
- メリット:頭上のデッドスペースを有効活用できます。
- デメリット:光を通さない大型家具を置くと、部屋が狭く感じられることがあります。また、天井の高さが足りないと、利便性よりも圧迫感が勝ってしまいます。

家具を買う前にワンルームのレイアウトを計画する
開放感のある空間を目指すには、ゾーン分けと同じくらいインテリアの計画が重要です。キッチンのレイアウト形状、インテリアのスタイルとその組み合わせ、リビングのメイン家具の配置など、すべてが影響し合います。配置を誤った小物は、散らかった印象を与える原因になってしまいます。
そのため、家具を購入する前にデザインの計画を立てましょう。Home Planner Appを使えば、ワンルームの間取り図を描き、家具を配置して、予算を使う前にさまざまなゾーン設定を比較検討できます。
Home Plannerでご自身の間取りを作成してみましょう
お部屋のサイズを計測し、2Dおよび3Dの間取り図を作成して、実在するブランドの製品でコーディネートしてみましょう。完成イメージをパース(可視化画像)で確認できるほか、ベッドルーム、バスルーム、リビングルームのプリセットレイアウトから始めることもできます。
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