部屋を広く見せる床材選び:リビングルームのインテリアアイデア

明るい床、ツヤのある仕上げ、無地のラグ、斜め張りのフローリング。さらに、狭い部屋を開放的に保つ壁、ドア、照明、家具のテクニックをご紹介します。

広々とした部屋は心地よいものです。壁を移動させなくても、視覚効果を利用すれば狭い部屋でも同じような開放感を得られます。部屋全体に広がる床は、そのための絶好のスタート地点です。
このガイドでは、部屋を広く見せる床材の選び方(色、仕上げ、ラグ、板の向き)から解説します。さらに、その効果を引き立てる壁、ドア、照明、家具のアイデアもご紹介します。
部屋を広く見せる床の色は?
明るい色です。床や壁に明るいパステルカラーを使用すると、部屋が広く感じられます。
デザイナーは床タイルの選定やカラーコーディネート全体において、明るいパステルカラーを選ぶというルールを活用しています。明るい色の床と壁は光を反射し、どんなインテリアスタイルにもなじみます。
- 天井:通常は白で塗装します。ストレッチ天井の場合は、光沢感のある素材がおすすめです。反射する表面によって壁が高く見えます。
- 壁:明るい色を選びますが、白だけに限る必要はありません。壁の色や柄の効果については、次のセクションで詳しく解説します。
部屋を広く見せるリビングルームの床のアイデアは?
ツヤのある仕上げとストライプ柄です。
ツヤ感。表面に光沢があるフローリングやフローリング材を選びましょう。ツヤのある天井と同様に、光る床は光を反射して部屋を明るく広々と見せてくれます。
ストライプ。ストライプ柄の床は、空間を広く見せる人気の手法です。クッションフロアの柄や、フローリングの張り方で取り入れることができます。ストライプの向きも重要です。詳しくは以下をご覧ください。
ラグを使って部屋を広く見せるには?
無地で毛足の短いカーペットや、小さな柄のなめらかなラグを選びましょう。
マットな毛足、大きな柄、厚みのある質感は、床や空間の軽やかさを損なってしまいます。
よくある失敗:狭い部屋に大きな柄の厚手ラグを敷いてしまうことです。床が一続きの面に見えなくなり、部屋が小さく感じられてしまいます。
部屋を広く見せる床の張り方は?
斜め(ななめ)に張るか、細長い部屋では横方向に張りましょう。

45度の角度で配置した正方形のパネルモジュールや、斜めに張ったフローリング材が最も開放的な印象を与えます。細長い部屋では、長手方向に沿って板を張るのを避け、横方向に張りましょう。これが部屋の幅を広く見せる床の張り方です。
| 部屋 | 床の張り方 |
|---|---|
| すべての部屋 | 45度の正方形モジュール、または斜め張りのフローリング材 |
| 細長い部屋 | 部屋の長手方向ではなく、横方向に張る |
部屋を広く見せる壁紙は?
明るく爽やかな色の無地、または小紋柄の壁紙です。床がベースを作り、壁が部屋の印象的な形状を決定づけます。
色。パープル、ブルー、ライトブルー、グリーンなどの寒色系を使用しましょう。鮮やかな色よりもパステル調のトーンが適しています。
壁紙。なめらかな無地や小さな柄の壁紙は、部屋を広く見せます。1つの壁に大きなプリントや主張の強い質感を使用すると、部屋の奥行き感が変化します。
ストライプと対比。これらを活用して部屋のプロポーションを補正できます。
- 狭い部屋の奥行きを深く見せるには、正面の壁を隣接する壁よりも明るい色で仕上げます。
- 低い天井を高く見せるには、縦ストライプを使用します。明るい色の壁紙も部屋を広々と見せてくれます。
- 細長い部屋の幅を広く見せるには、コントラストを利用します。奥の壁を他の壁よりも暗い色や鮮やかな色で仕上げましょう。横ストライプの壁紙は、壁の横幅を広く見せる効果があります。
壁になじむドア
ドアは壁の一部であるため、壁と同じように扱いましょう。
- 色:ドアパネルとドア枠は、壁と対比させないようにします。狭い部屋では、ガラスや鏡の入った明るい素材を選びましょう。
- 高さ:高さのあるドア枠は天井を高く見せ、住まい全体を広々と感じさせます。
- 引き戸:スペースを有効活用できます。開き戸の開閉に必要な数平方メートルのスペースを節約できます。
- ドアを設置しない:ドアの代わりにアーチ状の開口部を作るのが、狭い部屋のスペースを確保する最も簡単な方法です。
壁を広く感じさせる照明
適切な照明は、部屋の印象を劇的に変えることができます。以下のルールを参考にしてみてください。
- 細長い廊下:幅を広く見せるには、片側の壁に複数のブラケットライトを設置するか、複数の天井照明を取り付けて長手方向の壁に光を当てます。
- 低い天井:天井を高く見せるには、上向きのウォールライトやスポットライトを使用します。シンプルでミニマルなデザインの照明を選びましょう。
- 2.5メートル以上の天井:大きめのシャンデリアが効果的です。できるだけ天井に近い位置に設置しましょう。軽やかで立体的なデザインが、天井をより高く見せます。
- 薄暗い角:隅々まで明かりを届けましょう。フロアランプはコンパクトな住宅に適しており、小さな部屋を広く見せつつ、居心地のよい空間を演出します。
照明を1つ増やすごとに、快適さと広がりが加わります。
家具:最小限に抑え、壁寄りに配置する
必要な家具だけを配置しましょう。余分なスツール、椅子、キャビネットは空間を圧迫します。ミニマリズムを取り入れることで、部屋に開放感が生まれます。
- 家具は壁に沿って配置する。狭い部屋の中央にソファやテーブルを置くと、空間が分断され狭く感じられます。
- 脚付きの家具を選ぶ。木や張地で覆われた重厚な脚部は、家具を重く見せます。脚付きのデザインなら軽やかな印象になります。彫刻や立体的な装飾のない、シンプルな形状を選びましょう。
- 可変式家具を活用する。広げれば普段通りに使え、折りたためば貴重なスペースを確保できます。
- 長方形よりも小さな丸テーブルを選ぶ。鋭角な角は部屋を分断し、圧迫感を与えてしまいます。
これはキッチンにも当てはまります。小型家電は扉付きのキャビネットに収納しましょう。調理台の上にコーヒーメーカー、トースター、電気ケトルを置きっぱなしにすると、雑然とした印象になります。
カーテン、ファブリック、インテリア雑貨

カーテン。軽やかで透け感のある生地を選びましょう。床まで届く柔らかいヒダを作り、カーテンレールは天井のすぐ下に取り付けます。
ファブリック。テーブルクロスは外しましょう。壁掛けのタペストリーや絨毯は、狭い部屋には向きません。ツヤのある鉢に植えられた背の高い観葉植物は、空間に開放感と安らぎをもたらします。
絵画。小さな額縁をいくつも飾るのではなく、大きな絵画を1点飾りましょう。あるいは、小さな絵や写真を統一感のある額縁に入れ、1つの作品のようにまとめて配置します。
棚。重厚な木製キャビネットの代わりに、壁に沿って設置する軽やかなシェルフを選びましょう。部屋の横幅を広く見せる効果があります。垂直方向に設置する棚は、低い天井を高く見せてくれます。
小物類。棚や卓上に置物や旅の記念品を並べすぎないようにしましょう。思い入れのあるものや部屋になじむものだけを残し、残りはしまっておきます。
購入前に自分の部屋で床材の仕上がりを確認する
一度施工した床を変えるのは大変です。また、明るい色の床は写真よりも実際の部屋で確認する方が確実です。Home Plannerで部屋の間取りを描き、床材を試してみてください。購入前に2Dや3Dでどれくらい空間が広く見えるかを確認できます。
また、部屋のサイズを計測したり、実在するブランドの製品でレイアウトを作成したり、高画質なイメージ画像をレンダリングしたり、ベッドルーム、バスルーム、リビングルームの既成レイアウトからデザインを始めることもできます。
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